【空の駅から湯煙の夜】 6/16 鳥取県岩美郡→兵庫県豊岡市【Day66】

旅の思い出に顔出しパネルでパシャリ。

観光地定番のお楽しみの一つですね。

 

面白おかしくみんなで撮るのが醍醐味。

こちらは餘部駅を代表する三巨頭。

 

イカは。。。名物なのかしら。

しかも立ってる場所が旧陸橋の一部、説明看板の真ん前の好ロケーション。

というか明らかに足の数足りないような。。。

 

。。。ま~イ~カ!!

 


6月16日の立ち寄りポイント

  1. 道の駅 きなんせ岩美 
  2. 道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷 
  3. 道の駅あまるべ
  4. 余部鉄橋「空の駅」
  5. 城崎温泉

 


1. 道の駅 きなんせ岩美

本日の車中泊は「道の駅 きなんせ岩美」より。

 

松葉蟹の漁獲量は日本一!

 

麒麟獅子舞は日本遺産!

 

駐車場はそれほど広くないです。

トラックと居合わせるとアイドリングの音がちょっと気になるかしら。。。

24時間ではありませんがローソン併設。

営業中はお店の前で、地元の若者さん方がたむろっておしゃべり。

こちらもなかなかに賑やかで、ちょっと落ち着かなかったな。。。

 

もちろん間借りしているのは自分の方なので、贅沢言えないですね。

ありがとうございました。

 


2. 道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷

 

兵庫県に突入です。立ち寄りは「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」。

 

静かな情報館に

 

名産特産の並ぶショッピングエリア。

 

但馬牛も有名ですね。

 

withコロナ。

マスクはさておき、駅長さん風の帽子にも何か意味があるのかな?

 

スイスイ移動します。

 

住所の新温泉町という地名の通り、周辺には温泉と、湯治場の情緒を楽しめる施設がいくつもあるそうです。

駅まで来たら、足を延ばしてみるのもいいかも。

 


3. 道の駅あまるべ

何の基礎知識もなく立ち寄ったこちらの駅ですが、なんとも盛沢山で充実の時間を過ごす事ができました。

 

訪れた偶然に感謝!

一見ともすると、ほんと田舎のふっつーの道の駅なんですが

 

頭上の立派な橋と

 

駅名票。。。

 

古い信号が飾られている脇には

 

鉄橋グッズのお店が。

 

店内には写真を中心に、オリジナルグッズが並んでいます。

お代は「金庫」(中央のポスト)へ、の無人販売

 

駅に戻り、店内の情報館で橋の歴史をお勉強。

見上げていた橋は「餘部陸橋」。

オリジナルは1912年開通。約100年の使われたのち、現在の2代目にかけ替えられました。

 

 

もちろん今でも普通に使われていて、「餘部」駅はこの陸橋上。

 

え、これ駅も絶対見に行かなきゃですよね。

と言う事で。。。

駅で腹ごしらえののち、鉄橋登ってみる事に致します。

 

海のカレーはアサリ入りの牡蠣フライ添え。

甘さ控えめ、ビターなヨーロピアンカレー、うまし。

 


4. 余部鉄橋「空の駅」

駅へのアクセスはこちらの「クリスタルタワー」エレベーターより。

 

ぐんぐん登ります。

 

うわ、ほんとに線路あるー!

正に「空の駅」!

 

 

あわわ。。。

なんでこんな高い所に橋をかけたのかなと。

工事逆に大変やろという素朴な疑問。

 

↓ から調べてみました ↓

リアス式海岸が続くこのエリアでは、まっすぐ線路を通す為の「平野」がないのです。

山にトンネルを通して「平ら」を作るしかないわけですが、当時の技術ではトンネルの掘削工事も大変。

掘る距離を限りなく短く短く。。。と考えた所、

 

山のふもとより、上の方が距離は短くて済むなと。

その分橋を架けて補おう、という事になったんだそうです。

先のないこの線路は、100年選手のオリジナル。

右側に通っているのが、現在使われている線路部分です。

 

時刻表2022年現在。

乗り換えは必要としても、線路はこのまま京都や大阪にもつながっているんですね。

土地勘ない分、なんだか新鮮。。。

 

ちなみに線路通す目的で高い場所に架けられた鉄橋なので、

元々餘部に駅はございませんでした。

 

なので汽車を使いたい地域住民さんは、隣の鎧駅から乗っていたのですが

餘部ったら超僻地。そもそも隣の駅までに4つのトンネル越えという有様で、

頭上に通っている線路の恩恵には全くあやかれず。

 

地域住民の働きかけで、餘部駅が完成したのは実に陸橋完成の47年後、1962年の事だったそうです。

もう二世代に渡る悲願。。。

もちろん当時はエレベーターとかないので、坂道+階段ですね。

オリジナルとは異なると思いますが、今でも歩いて駅に行くルートは健在です。

 

 


5. 城崎温泉

海沿いから県道9号、夜の山道を辿り訪れてみました「城崎温泉」です。

開湯1300年、7つの外湯めぐりと浴衣でのそぞろ歩きが楽しめる、旅情溢れる温泉街。

 

立ち上る湯煙にけぶる街灯も雰囲気たっぷりです。

 

コロナからこっち、夜はどこもシャッター街と化す中、この賑わいは本当に癒される。。。

 

城崎の外湯7湯めぐりは、一日入り放題で大人1300円。

それぞれ個性溢れる7湯は以下の通り。

 

  • 一の湯
  • 御所の湯
  • まんだら湯
  • 地蔵湯
  • 鴻の湯
  • 柳湯
  • さとの湯

城崎温泉発祥の湯と言われるまんだら湯

 

天下一、の「一」から命名された「一の湯」

 

本日の立ち寄り湯は一の湯さんに決定!

利用料は大人700円です。

新しくはありませんが、きれいにされていました。

浴室内装、浴槽もほどよくレトロ。

無色無臭、サラっと適温、気持ちよかったです。

 

城崎温泉の泉質は塩化物泉。

適応症はきりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症など。

 

ちなみにお湯は、その質を守る為に複数の源泉から一か所に集められて、42℃前後に調整、再給湯されているそうです。

 

それ聞いてしまうと7湯めぐっても意味ないのかな?とか一瞬思ってしまいますが、

そこはそれ、湯舟のしつらえや施設の雰囲気に着目して、存分に楽しみたい所。

 


 

駅長さんが動物の駅と言えば、志川線貴志駅たま駅長が有名ですが、

道の駅あまるべの駅長さんはこちら

ケヅメリクガメの「そらちゃん」です。

 

あれ、以前テレビか動画かで見た事あるような。。。

ああ見覚えあります、この果敢かつ勇猛なホースリールアタック!

何事も諦めたら負けだと教えてくれるような、執念溢れる格闘!

 

うわー、こんな所でご本人に会えるとは思ってもみませんでした。。。

 

さておき、全国の動物駅長さん、ダントツで多いのはやはり猫とか犬とかなんですが、

珍しい所ではヤギ、猿、ペンギン、メダカ、鯉。。。

 

調べた所、阿佐東線宍喰駅ではなんと「伊勢海老」の駅長さんがいるそうで、

駅長さんの脱皮にあやかり「赤字脱却」を狙っているのだとか。

 

ちなみに初代は脱皮に失敗して死亡。(え

現在は3代目が勤務中との事です。

あやかれると。。。よいですね。。。

 

皆さんどうぞ長く元気にお勤め下さいませ。