【しまなみ海道をゆく】5/22 愛媛県伊予市→広島県尾道市【Day41】

晴天の中しまなみ海道を走破の本日。

個人的には二度目ましてのしまなみ海道ですが、お天気に恵まれなかった前回に比べ、

夢のような一日となりました。 

 

↓ 前回の備忘 ↓

cotomo.hatenadiary.jp

 

大師様のご加護。ありがとうございます。(ポジティブ

 


5月22日の立ち寄りポイント

  1. HOTEL AZ 愛媛伊予店
  2. 道の駅 風早の郷・風和里
  3. 道の駅 よしうみいきいき館
  4. 道の駅 伯方S・Cパーク
  5. 道の駅今治市多々羅しまなみ公園
  6. 道の駅・しまなみの駅 御島
  7. 大山祇神社
  8. 生樹の御門
  9. 瀬戸田PA (上り)
  10. 大浜PA(上り)

1. HOTEL AZ 愛媛伊予店

おはようございます。

ホテル窓からの朝焼け。

今日はいい天気になりそう。

 

静かな朝食会場。

AZさんはJOYFUL系列。

ファミレスまんまの内装が広々快適の朝食タイムです。

 

まずは洋食ターンからの。。。

 

続いて和食のターン。

先日の夕食でも記載の通り、すごく品数が多いという事はありませんが

欲しい物はちゃんと揃う安定感。

 

しっかりいただいていざ出発です。

 


2. 道の駅 風早の郷・風和里

 

本日1つ目の立ち寄り道の駅は「風早の郷・風和里」です。

 

瀬戸内海の島々を臨む海沿いロケーション。

晴れた空にソテツが南国ムード満点!

 

日曜とあって露天やキッチンカーなども出店されてました。

晴れた本日はバイカーさんもたくさん。

 

施設自体すごく広いという事はありませんが、

海鮮に柑橘などの名物や旬が揃う売店、レストラン、屋台が色々ありました。

 

 


3. 道の駅 よしうみいきいき館

しまなみ海道来島海峡大橋を越えて大島へ。

立ち寄り道の駅は「よしうみいきいき館」です。

ちなみに「しまなみ海道」とは、広島県尾道市愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路の事。(有料)

西瀬戸自動車道」「生口島道路」「大島道路」から成ります。

 

それらをつなぐ橋は全部で7つ。北から以下の通り。

 

個人的に車で通るのは二度目なのですが、お天気に恵まれた本日は本当にまるで違った景色を堪能する事ができました。

もう。。。おひさま最強。。。

見えている橋は、今渡ってきたばかりの来島海峡大橋

 

観光船から見上げれば迫力満点!

だいすきなバリィさんがイイ感じにつぶれまんじゅう

 

駅には大きな生け簀があって、お買い上げの海産を浜焼きしていただく事ができます。

 

海と橋を眺めながらBBQ!

 

駅のファストフードのお店は大行列。。。

ソフトクリームもいいけどせっかくなので、少し離れたこちらの屋台でじゃこ天いただきました。

 

お散歩しながら揚げたてはふはふ。

潮風と青空と初夏の陽光。瀬戸内を満喫です。

 

 


4. 道の駅 伯方S・Cパーク

おひさま燦燦の内にどんどん行ってしまおう!

大島をざっくり縦断、伯方・大島大橋を越えて、次の立ち寄りは「道の駅 伯方S・Cパーク」です。

施設には売店レストラン、インフォメーションと、駅の機能一通り。

店内はそれなりに年季入ってますが、ご当地みやげがしっかり揃います。

 

広ーい駐車スペースと並行して広がる砂浜。海もこの美しさ!

 

近隣(隣接?)にはイルカと遊べる施設もあります。

 

こちらおやつにいただきましたみかん大福。

 

溢れる果汁、しろあんと生みかんのシンプルさ。

個人的にはいちごより断然こっち!あまあますっぱくておいしいー!


5. 道の駅今治市多々羅しまなみ公園

大三島橋を渡って大三島

島の東端に沿って、多々羅大橋のふもとに到着です。

 

駅の海側は休憩スペースだったり

 

更に一段降りて散策もできます。

 

明るい売店に土地の名産がズラリ。

 

生け簀がありますが、BBQ用とかではないようす。。。

このまま買って帰るのかな。。。

 

よく疑問に思うこちらですが

何回聞いても覚えられないんですよね。。。

ちなみにお値段的にはカレイが大衆魚、ヒラメは高級魚、だそうです。

 

おいしそうなホットドッグ屋さんがあったので

 

海を見ながらタコサルサドッグいただきました。

潮の香りが何よりのごちそうです。

 

 


6. 道の駅・しまなみの駅 御島

まだ少し時間に余裕がありそうだったので、多々良大橋を渡らずに大三島の内陸へ。

次の立ち寄りは「道の駅・しまなみの駅 御島」です。

大山祇神社の入口すぐです。

入口には地元農家さんからの、お値打ち柑橘類がたくさん並んでました。

 

店内では大三島の名産、特産、各種お土産が揃います。

インフォメーションはもちろん、レンタサイクルのサービスなどもあるそうですよ。

本日続いたアイランドホッピング、海のイメージから少し離れて、

周囲は参道から杜とお社に続く、独特の雰囲気。

 

お隣のお土産屋さん。

伯方の塩のソフトクリームや、しぼりたてのみかんジュースがいただけます。

 

 


7. 大山祇神社

旅の安全祈願に、大山祇神社にも立ち寄ってまいりました。

御祭神:大山積神

ご利益:海上安全、金運、商売繁盛、酒造など

 

どこかですでに書いてると思うのですが、大山積神は木花之佐久夜姫のパパでもあります。

木花之佐久夜姫は天孫降臨した瓊瓊杵尊の奥さん。

イコール天照系日本(?)のお母さん、なのでそのパパは「日本の始祖」と解釈される事もあるそうです。

要するに、「日本」にとって大事な神様って事ですね。(雑

 

ちなみに神社は本社+摂社二つの計3つのお社と、その御祭神を合わせて「大山祇神社」という信仰対象に。。。されているそうです。(公式参照)

難しいな。。。

 

朱塗りの仁王門をくぐって

 

美しく掃き清められた、広々した境内へ

 

青空にそびえる新緑も眩しい楠は

 

驚きの樹齢2600年。

生き物の寿命として考えた時に、もうそもそもスケールというか、

最初の設定からまったく違う事を痛感させられる、「樹木」という存在。

2600年、何を見てきたんだろうとか、想像すると気が遠くなりますね。

 

「植物に意識はないんだから、そういう感覚じゃないんじゃない?」と、言ってしまえばそれまでなんですが、

我々と同じような「感情」ではないにしても、仲間同士での「コミュニケーション」はしっかり取ってるそうですよ。

自然に対して、人間の知ってる事なんか多分、ほんの一部なんだと思います。

 

拝殿への入口を上り

 

旅の安全と退散コロナをよろしくどうぞ

 

石灯籠の上のみかんがかわいいです。


ショートカットして道の駅へ戻ろうとしていた所、神社関係者さん(恐らく)に
「ここまで来たら生樹の御門にも寄った方がいいよ」と勧められる。

まだ日も高いし、せっかくだから行ってみようかな。。。

 


8. 生樹の御門

神社から民家の脇を抜けて「生樹の御門」へ向かいます。

 

ネトルの精油に似た、青臭くて甘い香りが周囲に漂います。

これはみかんの花かしら。やっぱ似た匂いがするんだなあ。

違ってたらスイマセン

 

生樹の御門に到着。

ちなみにこちらは樹齢3000年との事。

言い伝えとか、書物に残ってるかどうか、とかでなく、

樹木はしっかり年代測定できるはずなので、本当に3000年なんだと思います。多分。

 

閉所なので普段このテはスルーなのですが、

向こう側見えてるし、せっかくなのでがんばってみるの巻。。。

 

感じるのは神々しさより、朽ちた古樹の存在の重さといいますか。

基本この場所から動いてない、という事はこの樹自体が「土地」であり「地球の一部」なんだよなあと。。。

 

ちなみに「御門」って何の「門」という話ですが、

この向こう側に大山祇神社の「奥の院」があるんだそうです。

阿弥陀様がお祀りされているとの事なのですが。。。

え、いや言っちゃいけないのかもしれないけど。。。

 

うーん、なかなかシンプル。。。

 

 


9. 瀬戸田PA (上り)

程よく太陽も夕刻へ傾いてまいりました。

多々羅大橋を渡って「瀬戸田PA」へ立ち寄りです。

 

瀬戸田と言えばレモン。こちらはレモンイエローの自販機群。

 

生口島川から見る多々羅大橋

平山郁夫ってどっかで聞いたな名前だなあ。。。と思ったら、ラクダでおなじみの画家さんですね。(コラ

せっかくならラクダの絵を、じゃなくて、瀬戸田は氏の出身地なんだそうです。

 

瀬戸内の島々を眺めながら、ラーメン、カレー、うどんやおそば、各種定食などの

SAPA的おなじみメニュー+ご当地レモンのアレンジメニューがいただけます。

 


10. 大浜PA(上り)

 

生口島から生口大橋を渡り因島へ。

本日の最終ポイントは「大浜PA」です。

看板にもあります通り、「しまなみ海道最後のPA」なんですね。

 

その外観からも決して大きなPAではないのですが、四国のあがりを思わせる松山みやげ、広島へ向かうご当地ファストフード、更にはお値打ちな日替わりランチなど、

個人的に目を引くメニューが多かったのが印象的でした。

 

渡って来た橋を振り返り、ちょっと寂寥感。

旅はまだまだ続きますが、今日という日にさようなら。。。

 

 


 

「道の駅 よしうみいきいき館」で見かけたこちらのポスター。

「住みたい田舎ランキング」の「人口5万人以上20万人未満」の部にて

今治市は上記の順位を獲得しているそうです。

 

「住んでみたい夢の都市」は、イメージだけなら数あれど、

広い年齢層に渡って高順位を獲得している所が素敵だなあと。

 

個人的に一人でうろうろしていられる現在は、どこにいても「住めば都」的な感じでいられるのですが、そろそろ老後が気になるお年頃でもあり、

圏内に「生活に必要な施設がコンパクトに集積」している事はとても魅力的であります。

 

実際場所だけでなく、状況に応じて環境を変える事は、場合によっては必要なんじゃないかと。

住みたいとか、したいとかほしいとか、いろんな欲求はあると思うのですが、

(逆にしたくないも含め)

 

それに対して「周囲が合わせるべき」じゃなくて

それを逃避と呼ぶかどうかはともかく、自分の側で「今ある最善」を「現実的に選び、つかみ取る」事が大事なんじゃないかしら。

それは権利でもあり、ある意味では義務のような部分もあるのかなあと。。。

 

免許返納頑なに拒否するお年寄りいますよね。

「こんな田舎で車なかったら買い物も行けない」っていうお年寄りが

「スーパーの近く」に住む事はそんなに難しいのかな?

 

シニア世代が住みたい町ナンバーワン、を見ながら

引っ越せばいいのになーと、単純に考えてしまう自分は

それこそ自分がなーんにも持ってないからなんだろうなあ、と。

ぼんやり考える夜です。