【古きを知る】道の駅 したら

小雨の中、豊橋は「道の駅 したら」に立ち寄りの備忘でございます。

豊川沿いの、自然豊かなロケーションもすてき。

 

まだまだ新しい施設はどこもモダンで明るくてピカピカ。

充実の産直、お土産物やさんはもちろん、旧田口線で使われていた電車車両や、

地元の暮らしを紹介する郷土館など、見どころもたっぷりです。

 


 

主な館内施設

まずこちらはインフォメーション。

 

召しませ設楽町名物!

 

明るい産直市場は白い壁とスポット、木製中心の什器でおしゃれな雰囲気。

 

この日はあいにくの雨模様ですが、晴れた日は山を臨みながらのんびりできるテラス席。

 


 

旧田口線車両

 

こちらは旧田口線車両の展示エリア。

車両はなんと木製だそうです。

 

豊橋鉄道田口線は昭和43年廃線

車両内には懐かしいアレコレがたくさん展示されていました。

 

以下、とにかく気になった色々を撮り漁ってきました。

硬券パッチン、駅員さんが改札鋏をチャカチャカやっていた、あの頃の音が蘇りますね。

 

昔の電話番号の桁数の少なさに、いつもドキドキします。

交換手さんの仕事とか、そのアナログさを想像すると、その「見える」感じにときめくのです。

 

手書きの運賃表とか

 

「馬」という字が充てられている所に「移動手段」の進化を見たり

 

最初に開設した区間で営業していたのは「田口鉄道」。

昭和31年に豊橋鉄道に合併されて「豊橋鉄道田口線」となりました。

 

旧車両を眺めながら憩いのひとときどうぞ。

 


 

酒らぼ

 

地元でも有名な日本酒「蓬莱泉」の関谷醸造さんは、ここ設楽郡の名蔵。

お酒造りが体験できる施設もありました。

 

今回立ち寄れていないのですが、右側に「酒らぼ」とあるのが体験スペースですね。

試飲は車を降りるまでガマンガマン。。。!

 


 

三河郷土館

 

昔の暮らしを知る様々な資料が展示されています。

 

当時の民家を再現した展示。

 

再現、というより移築に近いのかな、

実際使われていた家屋の一部だそうです。

 

間取りや屋根の形状など、模型で丁寧に解説。

 

板間に囲炉裏に猫つぐら。

 

木製の桶はお風呂ですね。

 

昔のガラス瓶かわいいなあ、と思って解説見たら

はえとりびんだったー!

 

お米のとぎ汁と、数粒のお米入れておくとホイホイされてポチャン、といくそうです。

これもしかして現代でも普通に使える。。。?

 


 

他にもレストラン、軽食コーナーでは五平餅などのご当地グルメもいただけます。

近隣道の駅の情報もバッチリ、立ち寄りはもちろんですが、

時間にゆとりを持って「目的地」として訪れるのもよい施設。

 

ご近所にご旅行の際には是非どうぞ。

それにしても愛知も広いなあ。。。(名古屋某出身)