【四国最南端】5/20 高知県須崎市→高知県土佐清水市【Day39】

気分だけお遍路さんで、引き続き四国を周遊中です。

 

さて、地元の人がお遍路さんに、無料で飲み物や食べ物を提供する事を「お接待」というそうです。

 

そんな中道端で見かけたこちら、実がなってたらいただいてもOKのみかんの木。

もちろんお遍路さん専用、その名も「接待木」。

 

「お接待」には土地への歓迎の気持ち、応援の気持ち、同行空海へのお供えと、様々な気持ちが込められているそうです。

 

後に長崎などでも思う事ですが、土地の子供はその為に旅行者に声かけする事に慣れていて、幼いながら自分もコミュニティの一員であり、文化を継承する担い手である事をちゃんと認識してるのです。

自然に、というよりやはりそれをよしとする環境と教育が背景にあるんだと思います。

 

巡礼の形自体は、これからも時代によって変わっていくのでしょうが、

お接待の心とそれを受ける心構えは、これからも続いてほしいですね。

 


5月20日の立ち寄りポイント

  1. 道の駅 かわうその里・すさき
  2. 道の駅 なかとさ
  3. 道の駅 あぐり窪川
  4. 道の駅 なぶら土佐佐賀
  5. 道の駅 ビオスおおがた
  6. 土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場
  7. 足摺岬

1. 道の駅 かわうその里・すさき

 

本日の車中泊は「道の駅 かわうその里・すさき」です。

普通に快適でした。ありがとうございます。

 

さて「すさき」が「須崎市」はOKとして、「かわうそ」って。。。

 

このかわうそ。。。

名前は「しんじょう君」。

道の駅の公式キャラクターです。(ローソンの、ではない)

 

今は絶滅してしまったと言われる日本カワウソですが、

最後の目撃記録が道の駅隣接のこの「新庄川」だったそうです。

という訳で、しんじょう君はローソンでバイトしながら(?)

いなくなってしまったカワウソの友達を、今でも探し続けています。

けなげ。

ちなみに頭にかぶっているのは名物なべやきうどんですね。多分。

 

 


2. 道の駅 なかとさ

お次の立ち寄りポイントは「道の駅 なかとさ」です。

とはいえやはり営業時間前で中の様子はうかがい知れず。。。

 

しかしながら早くも夏仕様のアレコレに心躍ります。

ああこれほんと、初夏の夕暮れとかに訪れたい。。。!

提灯にすだれに縁側風ベンチに 

 

瓶ビールのケースをリメイクのスツール、整然と並べられた感じがレトロで新しいー。

 

こちらは恐らくパン屋さん、ドラム缶リメイクのひじ掛け椅子が斬新!

 

左下の方が王様でしょうか。

 

お子様はトランポリンで飛んで跳ねて、ストレス発散。(まじめ

 

次回訪れた夜には色々浜焼きしたいです!

 


3. 道の駅 あぐり窪川

 

お次の立ち寄りスポットは「道の駅 あぐり窪川」。

 

あぐり、は言うまでもなくアグリカルチャー(農業)の略ですね。

産直市場を中心に四万十川支流の、自然の恵みが揃います。

 

色々コラボのラッピング自販機発見。

高知家は高知県の公式プロモーション法人(高知県地産外商公社)

海洋堂はフィギュアで有名なアレ。

 

え、海洋堂ホビーミュージアムが四万十にあるんですね。

今知った。知らなかった。。。

 

行っておけばよかった!

ksmv.jp

 

アニメとかはよくわかりませんが、水族館の生き物ガチャとかでは、いつも回そうかどうしようか、お子様に混じって葛藤を繰り返している身、

思う存分見て触って回せるチャンスだったかもしれない。。。

 

万年放浪の為、一瞬永住考える、家賃月13800円。。。

は?3DK?

だいぶ本気で考えそうになる。。。

 

館内レストランにて

 

モーニングサービスの看板発見。

そうそう、米粉パンいただけるんですよね。

 

という訳で、本日の朝ごはんです。

もちもちの厚切り米粉パントースト、おいしいです。

 

コーヒー、お茶、味噌汁の汁物祭り。

サービス精神旺盛と言うか、一つぐらい固形でもいいよというか。

お腹ちゃっぷんちゃぷん。

 


4. 道の駅 なぶら土佐佐賀

 

お次の立ち寄りは「道の駅 なぶら土佐佐賀」でございます。

ちなみに「なぶら」とは「群れ」という意味だそう。

この辺りの方言とおもいきや、伊豆あたりでも使うんですよね。

土地の方言、というよりもしかして漁師さん用語なのかも。

 

海から河口を、伊尾木川沿いに少し北上したあたり。

初夏は田んぼの新緑も鮮やかです。

 

まだ新しい館内には、海山の産直に名産特産の加工品やお土産など、

きれいにわかりやすく陳列されていました。

 

フードコートでは釜玉うどんもいただけます。

 

今回香川への立ち寄りは予定していないので、そろそろうどんもいいかもなあ。。。

 


5. 道の駅 ビオスおおがた

 

お次の立ち寄りは「道の駅 ビオスおおがた」。

サーファーや海水浴客も多く訪れる海岸沿いの道の駅です。

 

駅の中心は物産館とレストランと

 

泳ぐ骨格標本が圧巻の情報館。

 

館長さんに挨拶したら

 

お会計はニタリクジラに乗って順番にどうぞ。

情報館側のお手洗い、新しくてとてもきれいだった記憶。

 

食堂前のテラスではBBQも楽しめるそうです。

夏の行楽ハイシーズンは相当賑わっていた事でしょう。。。!

 


6. 佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場

四国最南端は足摺岬への入口、「黒潮市場」に立ち寄りです。

 

この四国の端の、ちいさな突起が足摺岬

 

とても水面が近いです。

数十センチで決壊ですやん。。。

 

さかなセンターの名の通り、海産物多めの店内。

まぐろのかぶと煮、清水鯖のポップが並ぶ中

 

どうしてもお腹がすいていも天を購入。

天ぷらじゃなくてフリッター。

おかずじゃなくて、素朴なお菓子。

満たされるー!

 

 


7. 足摺岬

四国最南端、足摺岬に到着です。



こちらジョン万次郎像。

何度聞いてもこの人のバイタリティはすごい。

今聞いてもすごいので、当時はもうちょっとおかしいぐらいすごかったんだと思います。

 

難破して、助けられて、そのまま外国船で働いて、アメリカ渡って単身でゴールドラッシュ狙うって、能力とかそういう話でなくどこか壊れてるとしか思えない。(失礼

 

逆に義務や理想の自分像が真っ白で、好奇心に素直かつ身体頑健だったから成し得た事だったんだろうなあ。。。

「べき」を一瞬でも考えたら絶対この道は選べないと思うの。

 

足摺岬灯台です。

おおお断崖絶壁、結構距離ありそうですね。。。

 

整備された歩道をのんびりのんびり

 

こんなアトラクション(?)も楽しみながら。

不思議も地獄もなんだか大袈裟というか、要するにふかーい底へ落ちていくって事なんだと思います。

金剛福寺のお賽銭箱?

 

爪で岩に何か書いた系って確か地元でも見たなあ。。。

 

↓ 岐阜県恵那市の爪切地蔵 ↓

cotomo.hatenadiary.jp

 

お大師様が呼んだ亀。だそうです。

つやつやしてかわいい。。。

 

あれっ、いつの間にか着いてた!

 

一般公開時以外は立ち入り禁止、資料館は確か有料、という事で

外観と付近からの眺望のみ堪能してきました。

達成感!

 


 

椿と言えば伊豆大島のイメージですが、足摺岬のマンホールにも可愛い花が。。。

調べてみたら、この近くにも「椿のトンネル」があるそうです。

灯台側ではなく、もう一つ東側の展望台へ向かう遊歩道沿いですね。

見頃は1月下旬から2月末との事。

 

高所の突風も手伝って、かなり寒そう。。。

しかしお天気によっては最高の景観が臨めるかもしれません。