【紀伊半島神仏大集合】5/11 三重県志摩市→三重県多気郡【Day30】

三重を満喫の本日。

紀伊半島を南下中です。


5月11 日の立ち寄りポイント

  1. 道の駅 伊勢志摩
  2. 道の駅 紀伊長島マンボウ
  3. 紀北パーキングエリア・始神テラス
  4. 道の駅 海山
  5. 道の駅 奥伊勢木つつ木館
  6. 滝原宮
  7. vison

1. 道の駅 伊勢志摩

本日の車中泊は「道の駅 伊勢志摩」です。

快適安眠、ありがとうございます。

 

こうして見ると車結構泊まってますね。

時刻は朝の6:30。

 

泊さんだけでなく、釣りやサーフィン?など、早朝アクティビティの常連さんもいらっしゃるようです。

おしゃべりしてアオサいただきました。ありがとうございました!

 

こちらは併設、名古屋けいばの場外馬券売場

どうしてこんな所に?という場所にいきなりあるのよね。。。
地元だと恵那のかんぽの宿の前にもいます。

大きいレースの時はかなりにぎわいます。

 

伊勢志摩、ですが少し内陸なので海は見えません。

 

公式では「スペインの香り漂う」とありますが、とりあえず営業前なのでよくわかんないですね。

建物からはそこまでそれぽい雰囲気は感じませんが。

 

ちなみになんで「志摩」が「スペイン」かと言うと

 

だそうです。

(諸説あり/FROM WIKI

 

↓ 6年前にスペイン村行ってみたの思い出 ↓

cotomo.hatenadiary.jp

 

ちなみに物産館の一押しはやはり海産物だそうです。

 


2. 道の駅 紀伊長島マンボウ

次の立ち寄りポイントは「道の駅 紀伊長島マンボウ」です。

鯨やイルカは哺乳類ですが、マンボウはお魚。

とはいえ、日常魚屋さんに並んでる訳でもないので、一瞬どっちだっけ?

とならなくもない。。。

 

ちゃんと売ってました。

というかこの珍味のオンパレード。

鮫にうつぼにマンボウ。タコはたこ焼きじゃなくてタコ串です。

営業前だったのが残念。

 

ちなみに味の方ですが、お刺身はささみに近く、肝はアンコウのそれに近くおいしいそうです。

台湾では結構一般的な食材なんだとか。

 

店内には特産、お惣菜、お土産がたくさん。

レストランの横には「大内山牛乳」のソフトクリームも。

 

大内山牛乳は三重県の学校給食に採用されている地元の味。

オリジナルグッズも販売されてました。

 

マンボウのオブジェのその後ろには

 

足裏マッサージの遊歩道。

 

不健康な自分命名:ジャパニーズトーチャーロード。

いたいいたいいいたいいいたいいいいいいたい!

 

 


3. 紀北パーキングエリア・始神テラス

 

お次は紀勢自動車道「紀北PA 始神テラス」に立ち寄りです。

紀勢自動車道は勢和多気南紀田辺を結ぶ自動車専用道路。

現在紀伊長島以南が無料区間

 

「始神」は「はじかみ」と読みます。

熊野古道「始神峠」の入り口にある事からつけられたそう。

 

たっぷり木が使われた広々、ゆったりのスペースに

物販やレストラン、休憩所が入ってます。

 

ギャラリーにもなっていた二階スペース。

暖かいフロアはお手洗いもあって快適。

 

こちらレストランのおすすめメニュー。


物販エリアには冷凍の「マンボウナゲット」や「マンボウ唐揚げ」もありました。

ご家庭でお手軽にマンボウグルメが楽しめますね。

 


4. 道の駅 海山

お次の立ち寄りポイントは「道の駅 海山」です。

規模はそれほど大きくありませんが、軽食スタンドやレストラン、

休憩所や名産特産の物販などが揃ってます。

 

 

始神が「始神峠」の入り口なら、こちらは「馬越峠」の入り口。

いずれも熊野詣の通り道です。

伊勢参りは江戸時代に、庶民を中心に一大ブームを巻き起こしましたが、

熊野詣は更に古く、平安からその歴史が続くそうです。

 

熊野古道」は熊野三山を目指して各地から延びる参詣ルートの相称。

「中辺路」「大辺路」「小辺路」が世界遺産に登録されています。

 

紀伊半島を南下していると、既出の蘇民の話あたりから、神話や民話、お伊勢さんに猿田彦

そして熊野古道と、お祀りしている神様(仏様)や歴史的背景が違うとはいえ、

神聖な何かをじわじわと感じずにはいられなくなってきます。

 

今日も元気で旅を続けられている事に感謝。

 


5. 道の駅 奥伊勢木つつ木館

 

そして舞台(?)はまた熊野三山からお伊勢さんに戻ります。

「道の駅 奥伊勢木つつ木館」の近くには「伊勢神宮の別宮」があるのでした。

 

ああ神仏の国紀伊半島。。。

基礎知識が全くなかったので、車停めてからこの鳥居なんだろーと思って調べてみたの。

そしたら公式別宮でした。びっくり。

 

まずは腹ごしらえも兼ねて館内を散策。

 

木つつ木館、の名の通り木工細工がたくさんありました。

 

こちらは盆栽コーナー。

 

広々の食堂でいただきますは

 

いーせーうーどーん!

これ普通のうどん想像して食べると、「は?」ってなりますよね、絶対。

 

山本屋の味噌煮込みうどんの異常な固さと、離乳食かっていう伊勢うどんの柔らかさ。

中部圏極端でほんと楽しいです。

 

そしてこの「麺に卓上醤油かけた」風の見た目を裏切るつゆのコク。

無二だわ。。。

 

元々はバカ混みのお伊勢参りの軽食として、提供時間短縮の為にあらかじめ麺ゆでちゃう→すぐ出せるけどくったくた

から始まったとかどこかで聞いたのですが、

 

実際お店の手間もさることながら、消化にもよくて、ほどよい温度ですぐに食べられる、これすごい発見だったかもしれませんよ。

 

というか普通に好きです。

お米にもおかゆがあるように、うどんのおかゆ版だと思えばいいんじゃないかと。

 

こちらは在馬時、日本の帰省土産に会社で配ったらとても微妙な反応をされた「萬金飴」。

名前も含め半分受け狙いだったのですが、

「おばあちゃんの健康への本気」と取られてしまったようです。

洒落にならなくてごめん。

でも美味ではなくともまずくは。。。ないと。。。(そういうとこ

 

 


6. 滝原宮

瀧原宮伊勢神宮内宮の別宮、元伊勢とも呼ばれるそうです。

いくつかあるお伊勢さんの別宮の一つ。

 

気楽に参拝できる広さながら、美しく整備された宮内に身が引き締まります。

 

御手洗水場の感じとかも、伊勢内宮に似てますね。

ご祭神はもちろん「天照大御神」。

 

ねじれ、傾きながらも太陽を目指す杉の木。

どうしたらこうなるんだろう、という不思議さと同時に

なんだか謙虚な気持ちになりました。

 

効率とか、姿かたちとか、理由とか、でなく、

潔く行くべきを生く、かくありたいなと。

 

回る順番があるのも、確か内宮と一緒じゃなかったかしら。。。

 

この石段を数段あがる感じも、内宮に似てる!

コロナ収束、食料問題の解決と。。。

 

温暖化対策はみんなで頑張ろう。。。

 

どうでもいい話ですが、太陽は大きくなり、月は遠ざかっていってるんだそうです。

もちろん今地球が抱えてる問題の、影響はもっともっともっと先の話ではありますが。

 

こちらは授札所。

静かに授渡中、だったと。。。

 

小橋を渡って

 

お寺と小学校の跡。。。

 

の脇の、にのきんさん。

好きこそものの上手なれ、継続こそ力なり。

根性とか才能とかじゃなくて、これが真実だと思います。

 


7. vison

食、自然とアートのテーマーパーク(?)、多気郡のVISONにやってきました。

ちょうど少し前に地元テレビでよく特集されていたのを、覚えていた宅のGに勧められ。

海側からはだいぶと外れるのですが、立ち寄ってみる事にしました。

 

いきなりゲートレス駐車場の使い方に面食らう。

ナンバー自動で記録してるんだそうです。

ほんとに、ゲートも何もないので不安になってしまった。。。

 

園内はいくつかのエリアに分かれています。

こちらは「マルシェ ヴィソン」あたり。

バーベキューもできる海鮮のお店や、練り物、お肉、産直野菜など

様々な食材や加工品が、おしゃれなスペースに並べられてました。

 

 

スィーツ ヴィレッジにはおしゃれなカフェやベーカリーが並んでます。

 

猿田彦珈琲もありました。

猿田彦珈琲」という店名の由来について、公式には特に記載はありませんが、

きっと天孫降臨→道案内=おいしいコーヒーへのお導き、みたいな意味があるのかなあと勝手に。。。推測。

 

それにしても建物がいちいちおしゃれです。

 

こちらは確か和ヴィソンのダイニングホール。

 

こちらは旨味広場のお茶屋さん。

 

お米屋さんのイートインスペースでTKG発見。

 

おしゃカフェでコーヒーが和の心に負けました。

卵はもちろんですが、あっさりのお味噌汁も、

またご飯にかけるふわふわの削り節とふりかけの、この、むしろ風味しかない贅沢さがたまりません。。。

 

店内にはこだわりのお米や、ごはんのお供が並んでました。

 

おおきなガスボンベみたいなこちらは

 

喫煙スペースでした。

 

本草エリアにはハーブのお店や

 

こちらが目当てで訪れる方も多いでしょうの日帰り入浴施設「本草湯」。

 

ロート製薬+三重大学が連携、特別にブレンドした薬湯が体験できます。

 

美術館みたいに、スッキリ美しい館内。

休憩用畳スペースも開放的でモダン。

 

浴室は黒い石をベースにシックな印象。

お昼に日の光があると、もう少し違った雰囲気なのかもしれません。

薬湯、と聞いて昔ながらの漢方の、あの感じを想像していたのですが、

思いの他爽やかで癖のない香りでした。

園内には宿泊施設も用意されてます。

 

実際こちら、インターからは近いのですが、周辺に他に観光施設がないんですよね。。。

目的がVISONだけなら、ホテルステイしてエリア内でのんびり過ごすのもアリかもしれません。

 

食を中心に高感度なお店が多いので、ワンランク丁寧なライフスタイルを意識する、いいきっかけになるかも。。。!

 


 

「道の駅 奥伊勢木つつ木館」の入り口で見かけた説明書き。

樹齢約400年、平成5年から遡れば江戸時代よりも前。大変に歴史のある杉の木を

いくらで払い下げたのとかやっぱり無料じゃないんだ、とか下衆な思惑はさておき

 

杉どこー!?

 

今日も充実の一日でした。

 

そして深夜車中泊の為にとある道の駅へ駐車。

朝になってよくよく看板みたら見事に「宿泊禁止」とあって

スイマセンなお話は明日に続きます。。。